こんにちは、製作部のNです。
やっと梅雨が明け、毎日暑いですね。
梅雨の長雨の間はどうしても気分が暗くなるので、楽しい映画をいっぱい観て元気を出していました。
今回は、いつ見ても元気が出る映画をご紹介したいと思います。
「きっとうまくいく」(2013年/インド)
2013年に日本でも大ヒットしたインド映画の「きっとうまくいく」です。ジャンルとしてはコメディ・ラブロマンス。
インド映画というと、王族が民族衣装を着て突然踊り出して歌うというイメージがありませんか?
この映画の舞台は、現代のインドです。
でも、突然踊り出して歌います。やっぱり民族衣装も着ています。笑
似たような雰囲気になるのは歌と踊りが大好きな国民性もありますが、インド映画は9つの感情要素を盛り込むルールのようなものがあり、“ナヴァ・ラサ”と呼ばれています。
インド映画9つの感情要素
1.シュリンガーラ (恋愛)
2.ハースヤ (笑い)
3.カルナ (悲しみ)
4.ラウドラ (怒り)
5.ヴィーラ (勇敢)
6.バヤナカ (恐怖)
7.ビーバッア (嫌悪)
8.アドゥブタ (驚き)
9.シャーンタ (平穏)
★あらすじ
超難関理系大学を一緒に過ごした親友同士の3人組が主人公で、大学時代を回想しながら、
大学卒業と同時に行方不明になった“ランチョー”という名前の友達を探す旅に出る所から物語は始まります。
3人組のうち2人“ファラン”と“ラージュー”は、ランチョーにどうしても会いたくて、
その理由が学生の頃の回想を通して徐々に明らかになっていきます。
現代のインドは学歴競争が激化していて、
いかに優秀な成績を納め良い就職先に就職するかが全てを決めてしまうそうです。
大学に入ってからも勝ち負けが全てで、親の期待に応えるために他人を蹴落とし合うのが当たり前。
生まれた時からエンジニアになる事を決められてしまいます。
ファランもラージューも、その内の1人でした。
暗黒の大学生生活の幕開けで出会ったのが、型破りな自由人のランチョー。
就職に成功するためでなく、学ぶ事、自分で考え生み出す事が好きで大学に入っていました。しかし、それは大学の方針とは違っていました。
学歴競争に息苦しさを感じていたファランとラージューは、
自由で優しいランチョーと様々な困難を乗り越え、友情を深めていきます。
途中、ランチョーは親に言われるがまま好きでもない男と婚約していた美女と出会い、恋に落ちます。
この美女とのダンスシーンがまた良い!
果たしてファランたちはランチョーと出会えるのか?なぜランチョーは失踪したのか?美女との恋の行方は?
★見どころ
軽快でキャッチーな歌と踊り
壮大なセットと個性的なカメラワーク
インドの美しい風景
青春の描写
レベルの高いインドギャグ
是非ご覧ください!
それでは、サヨナラ、サヨナラ!…サヨナラ!