
モニターの色と印刷の色が違うなと思われたことはありませんか?
RGBは光の三原色でCMYKは印刷の時の4つのインキの名前をとっていて印刷の時にその配分で色が決まります。オフィス系統のデータはRGBベースでCMYKベースのデータを作るときはイラストレータなど専門的なソフトでないとCMYKベースのデータは作れないようです。
そこでオフィス系統で作られたPDFで入稿されることがあるのですが、RGBからCMYKにどういうルールで変換するかは変換するソフトによって異なってきます。オフィスのPDFをイラストレータなどで開いてCMYKに変換させてRIPに通すのと直接RIPに変換させてしまうのとでは最終的な色が異なってきます。RIPで直接変換させるとここの画像の色味くらい変わってきます。個人的な印象だと結構違うなと思います。というかもう別の色ですよね。
各ソフトメーカーのノウハウもあるでしょうしRGBにも色々あってSRGBとかAdobeRGBとかもあるのでその辺もあるかもしれないし、どういう理屈でこの色味になるのかはわかりません。極端なのは紺色系統ですけどもオペレーション的にはPDFを編集する(無理に開いてCMYKに変換する)のも不適切かなとも思います。またRIPメーカー的には一旦変換ルールを決めると基本変更はない、でないとリピートするたびに色が変わるのも困るからです。ある程度規則性が読めれば回避することも可能だとも思います。
どう色が変わるのか不安だ、確認したいという場合は簡易校正で色調は確認できますのでお申し付けくださいね。(費用別途ですが)